歯科矯正とは、歯並びの不正を治す治療の事。期間は通常、お子さまの時期で6ヶ月〜2、3年、永久歯列で1〜3年の範囲内です。そして、歯科矯正のリスクとは・・・
一般的には悪い歯並びを綺麗に治す治療の事をいいます。そして、そのメリットは。
・審美性の向上
歯並びが綺麗になって、笑顔にも自信が生まれてきます。
・かみ合わせの改善
上下顎の歯が、適正な位置関係で全てかみ合っている事、同時に顎関節の位置も安定している事。全身の姿勢、バランスと、かみ合わせが調和している事。
かみ合わせが悪い事から、歯への悪影響だけではなく、顔がゆがんだり、頭痛、肩こりなど全身の健康状態にもかかわってくる事があります。
・虫歯の低下、歯槽膿漏の進行を抑制する。
歯を失う2大病因は、虫歯と歯槽膿漏であるということがわかっています。またこの2大疾患の原因は、歯や歯茎の間に入り込むプラークであることもわかっています。
プラークは、単なる歯についた汚れではなく細菌の塊で、その細菌の出す毒素や酸により、歯周病、虫歯が進行してゆきます。矯正治療によって歯列を整頓すると、歯間にプラークが付きにくくなり、かつ清掃をしやすい状態に出来ます。
通常の治療期間は、お子さまの時期で6ヶ月〜2、3年、永久歯列で1〜3年の範囲内です。その治療期間を30%ほど短縮する為には。
・摩擦抵抗の少ない装置を使用
ワイヤーとブラケットの摩擦抵抗の少ない装置を使用することにより、歯の動きがスムーズとなり治療期間を約30%ほど短縮することが可能です。また、使用するワイヤーの弾力性が長期間持続しますので、来院の頻度は1ヶ月半〜2ヶ月に1回となります。従って、トータルの来院回数は、従来の装置に比べて平均で3〜4割ほど減る事になります。
この装置により発生する歯や歯肉、骨への負担は従来の装置と変わりません。また矯正治療後の後戻りが起こりやすくなるという心配もありません。装置の材質は金属製の物だけでなく、装置の一部が透明な物も使用されています。
・外科処置の併用
外科的に歯を支える骨にきざみを入れ、歯の移動を速やかにする方法です。これも治療期間が30%ほど短縮します。矯正後の後戻りを起こしにくい等の利点もありますが、欠点として外科処置後、一般的に施術部位周辺が1〜2週間ほど腫れる事と、1〜2日の入院が必要となる場合もあります。
・虫歯
矯正治療中、歯ブラシが行き届かないと矯正器具の周囲が、白濁するような表層の虫歯ができることがあります。< 対策 >矯正治療前にしっかりと歯ブラシの指導を行い、そのとうり実行すれば問題は起こらない。
・歯槽膿漏
歯周病の要素をお持ちの方の場合、歯ブラシが悪いと歯槽膿漏が進行する事があります。< 対策 >矯正治療前、治療中に徹底して口腔内の汚れをとり、きれいな状態を持続する。
・歯の間と歯肉との間に出来る三角形の隙間
矯正治療後に、歯と歯の間の歯肉がさがり、三角形の隙間ができる場合があります。原因として、歯肉の腫れがなくなり引き締まってできる場合と、がたつきのある歯をきれいに並べ変えることにより、歯のあいだの歯肉が横に引き延ばされ歯肉の高さが減る場合です。< 対策 >主に、成人の方に多くみられますが歯槽膿漏により引き起こされる歯肉退縮とは異なりますので歯の健康上の問題はありません。発現する所は、矯正治療前にある程度予測できますが、見た目の隙間がどうしても気になる場合には、歯の横の部分をすこし削って歯の形を変え隙間を小さくする方法で対処します。
・顎関節症
矯正治療を受けると顎の関節に痛み、開口障害などの症状を引き起こすことがあるか?(学会において長年にわたり論争されてきましたが、権威あるアメリカ矯正学会の最近の結論では、矯正治療と、顎関節の痛み、顎関節におきる音、顎が開きづらい等の症状とは、因果関係はないとのことです。しかし現実問題として、矯正治療中にいろんな原因で、顎の痛み等を訴える患者さんもいらっしゃいます。)< 対策 > 対処としては、顎を休めるマウスピースを着ける、痛み止めのお薬を飲む等の処置により、殆どのケースで数週間のうちに症状はなくなります。
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